MixやMasteringの確認、比較にはrekordboxが優秀だよって話

MixやMasteringの確認、比較にはrekordboxが優秀だよって話

皆さんお疲れ様です。Hylenです。

最近忙しくてブログが更新できず申し訳ないです…最近珍しくFutureHouseのブートとかあげたのでチェックしてくれると嬉しいです。

サンプルパックとか実用性の高いものを作っているのでお楽しみにです。

早速ですが皆さんはMix、Masteringはどのような手順で行っているでしょうか。

恐らくほとんどの方がリファレンスを用意して確認しながら行うかな…と思うのですが、それを確認するのにかなり直感的に行える方法を発見しましたので、今日はそちらの紹介です。

rekordboxって?

rekordbox、通称レコボはDJの方には説明不要だと思いますが、DJ向けの楽曲管理およびDJプレイ用のソフトです。

こちらから無料でダウンロードできます。

https://rekordbox.com/ja/download/

大体DJソフトでは楽曲を成分ごとに解析する機能があるのですが、このrekordboxでは設定すると楽曲の成分をRGBで見ることができます。

設定方法ですが、ファイル→環境設定より波形の色を青からRGBに変更するだけです。簡単。

実際にrekordboxを使ってみよう

それでは楽曲を実際に取り込んでみましょう。2 Player Modeにすると楽曲を比較出来て良いです。

今回はrekordboxをインストールするとデフォで入っているSINEWAVEという音を取り込んでみました。これはチューナーで測るとわかるのですが435hz、A4の音が鳴っています。

基本的にrekordboxのRGBモードでは低域が赤、中域が緑、高域が青で表示されます。

さらに追加で説明すると、色が混ざります。例えば低域と高域が出ている場合は赤と青で紫とか、低域と中域が混ざっているときは赤と緑でオレンジとかです。

SINE派を20hzから20khzまで鳴らしたものを読ませるとこんな感じになります。

楽曲を比べてみよう

今回は先日リリースしたキミのラプソディー(XHX Rework)のマスタリングを元にやっていきたいと思います。

楽曲はこちら

まずはこちらの2Mixを読みます。次に参考にした楽曲およびマスタリングで参考にしたいトラックを読ませます。

この曲のリファレンスは…わかる人には一瞬でわかると思うので説明は省きます…

こんな感じになりました。音量が違うのは2mixなので気にしないでください。

まず気になったのはドロップ前のビルドですね。リファレンス元は思いっきり緑です。聞けばわかるのですがドラムがローパスされてるので当たり前なのですが。

逆にドロップは緑は殆どないです。これはおそらく展開にメリハリをつけるために音域を分けてる気がします。

逆に私の方は緑から青。ハイ寄りだということが分かります。

さらに比較したら、リファレンス元の方はドロップで露骨にキックのタイミングで赤くなっているのが分かります。一方で私の楽曲はドロップで全体的に色々出ている模様。赤が少ない。

つまりリファレンスと比べてキックが弱い、ローがあまり出てないってことです。確かにタイトなキックを使っていたので、この後Mixに戻ってEQとかで持ち上げたりしたのですが、確かキックを差し替えた気がします。

また別の楽曲を読んでみて確認してみましょう。

次はkzさん(マジで神)リミックスの曲。

こちらと比べてみるとビルドは水色なので緑と青が混ざっている感じ、ドロップは赤紫なのでロー寄りのドンシャリです。

ビルドはかなりこの楽曲を参考にしたので割と近くはなっていることが分かります。もう気持ちハイを出してあげてもいいかなといった感じかな。

そしてやはりドロップではローががっつりでてますね。僕のこのMixの課題ですね。

こんな感じで、rekordboxを使うと直感的にMixをリファレンスに近づけることができます。オヌヌメ。

おまけ:アーティストのMixの特徴もつかむことができる

この機能を用いることで、どのアーティストがどんなMixをしているのかが色で見て分かります。

今回はアイカツのリミックスアルバムよりkzさん(神)とTaku Inoueさん(神)の比較をしてみます。同じアルバムなのでマスタリングは統一されているはず…ジャンルは違うので何とも言えませんが…

こんな感じです。

kzさんの方はドンシャリ寄りですが曲を通してカラフルに全域が出てる気がします。ポップスとかアニソンの方は全域を出しているイメージです。

逆にイノタクさんは展開で音域の住み分けをはっきりやるイメージです。そしてローがデカい。音量とかの意味じゃなくてデカいです。

そして両者のドロップ部分を見て違うなと思うのは、二人ともドンシャリ寄りなのですがkzさんは青寄りの紫に対してイノタクさんは赤寄りの紫なんですよね。これは二人の楽曲の重心の高さをどこに置いているか分かりやすいと思います。

あくまで主観なので鵜呑みにしないでね

洋楽と邦楽を比べてみる

おまけ程度ですが海外でとても人気があるけど日本の知名度が低いFlumeやWhethanなどの楽曲を見てみましょう。

恐ろしいことになってますね。楽曲の重心がまるで違います。

洋楽がどれだけ中低域に意識を置いているか…しかし極端だな…

まとめ

無料のツールなのでDJやらない!って方も入れといて損はないです。

楽曲をストリーミングでしか聞かない?人は知らないです。買え