【Tips】SerumFXでSidechain

2020年1月8日

By Hylen

皆さんお疲れ様です。Hylenです。

早速ですが皆さんはサイドチェインコンプをかける際にどのような手法を使っていますでしょうか?

DAW付属のコンプ?ボリュームのオートメーション?Kickstart?VolumeShaper?LFOTool?色々ありますよね。

数々のトラックメイカーがこれについて色々試行錯誤していますね。例えば、

DiscipleのメンバーであるBarely AliveはCableguysのshaperboxでMIDIトリガーにしてサイドチェインをかけていますね。

Julian JordanやMestoなどのEDMアーティストはKickstartですね。

CymaticsはAbleton付属のコンプレッサーでキックをトリガーにサイドチェインをかけています。

Mr.BillはPolyverseのGatekeeperを使っているようですね。変態だ…

僕自身も色々試してみたのですが、こちらのAu5が紹介しているSerumFXのX-Shaperを使ったサイドチェインが一番きれいだったので紹介したいと思います。

(教えてくれたcolateありがとう)

ただこちらAbletonでのチュートリアルですのでFLユーザーですとうまくいきません…がやり方を発見したので今回紹介したいと思います。

大まかな方法として、

1.MIDI OUTを作成し、キックと同じタイミングのMIDIを打ち込む(コピペで可)

2.MIDI OUTのPortを指定する(ここでは1を指定)


3.SerumFXを立ち上げ、設定でMIDIポートを合わせる

4.SerumFXを設定する

具体的には、

1.DistortionからX-Shaperを立ち上げる

2.Edit-Aをクリックしプリセットからflat-0を選択

3.Driveを0に、Note LatchをオンにしてMixの部分にLFOをアサインする

この方法にすると、キックをトリガーにしたときの明らかに”沈み込む”サイドチェインではなく、ナチュラルにキックが前に出てくるので、沈み込むのを狙わない限りはこちらの方法がおすすめです。

質問等ありましたら気軽にコメント欄にどうぞ!

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