【プラグイン紹介】DTMer/打ち込みだからこそ拘りたい、ピアノ音源①:Spitfire Audio

2023年11月7日

By Hylen

【プラグイン紹介】DTMer/打ち込みだからこそ拘りたい、ピアノ音源①:Spitfire Audio

執筆者 | 11月 7, 2023 | 未分類 | コメント0件

【プラグイン紹介】DTMer/打ち込みだからこそ拘りたい、ピアノ音源①:Spitfire Audio

 

 

 

皆さんお疲れ様です。Hylenです。

もう11月ですね。M3が落ち着き、今月はDigital Stars本編があります。あっという間だ~!11月も出演沢山ありますので、ぜひ遊びに来てくださいね!

さて今回はプラグインのご紹介です。皆さんは普段はピアノ音源というものは何を使用していますでしょうか。

 ピアノ音源は今世の中には膨大な量があります。Native Instrumentsが出しているKontaktの各種音源やSpectrasonicsのKeyscape,ポップスに最適なAddictive Keysや、クラブミュージックでよく使われるKORGのM1など。

今回は、そんな中でも手頃な価格で購入でき、なおかつとんでもなくエモーショナルな音が出るSpitfire Audio様の音源をいくつか紹介します!

また、この度Sonicwire様およびSpitfire  Audio様  より、各種ソフトウェアを提供して頂きました!
いつも大変お世話になっております、ありがとうございます…!

Spitfire Audio

 

 

①Spitfire Audioとは

 

 

 

Spitfire Audio

Spitfire Audioは2007年に英国のコンポーザーたちによって設立されたブランドです。

主にシンセサイザーというよりは、生音系、オーケストラ系を得意とするブランドで、各種映画などの劇伴や、ポップスのストリングスアレンジまで幅広く扱われています。

特に日本で定番なものといえば、やはりChamber Stringsでしょうか。J-POPやアニソンなどに特になじみが良く、ポップスの作曲家で持ってない人の方が少ないというほどでしょう。

Spitfire Chamber Strings 

といっても現在なんと11万円と、気軽に手を出せる金額ではないと思うので、最近リリースされたEssentialバージョンもオススメです。

Spitfire Chamber Strings Essentials

所謂プロフェッショナルな音源を販売する一方で、LABSと呼ばれるフリーの音源も数多く配布しているので有名です。とくに有名なのはLABS Soft Piano!

LABS Soft Piano

 

 

 

無料音源の中でも特に有名で、自然と涙が出てくるような、ノスタルジックな音が出ます。

僕の好きなベースミュージックのアーティストで言うと、Moore KismetやLaxcityが使っています。

Soft Pianoでしか出ない音があるので、僕は今でも多用してます。

 

 

こちらの音源はまさにSoft Pianoの音がします。

 

 フリー音源でもかなり凄いクオリティのものを入手できる一方で、

SpitfireにはOriginalsシリーズが存在します。これらは、LABSユーザーがより拘りたい、次のステージへ行くための機能を特化したソフトウェアです。こちらは基本的に$29均一で販売されています。

Spitfire Originals

その他、各種アーティストとのコラボモデルなども存在します。

今回は、LABSのSoft Pianoに加えて

Originals Cinematic Soft Piano

Originals Felt Piano

Originals Intimate Grand Piano

SA Recordings Oliver Patrice Weder(OPW)

の5つを比較していきたいと思います。

 

実際に聞いてみよう

 

 

早速音源を聞いてみましょう。今回はこんなMIDIを用意しました。(確かポーターにインスパイアされたサンプルパックに入っていたMIDIです)

①Spitfire LABS Soft Piano

 

 

早速最初はフリー音源のLabs Soft Piano。ノスタルジックでエモーショナルですね。アニメの劇伴とか好きな人はもうこれだけでご飯3杯はいけるのではないでしょうか。

しいて言えば、やはりフリー音源なので、ペダル音やアタック、リリース、ハンマーノイズなど細かい設定はほぼできません。ワンノブです。またベロシティに対する反応もところどころで滑らかじゃないなと思う部分があります。

打ち込みであれば何も問題ないです。むしろ、このスイートスポットで音を鳴らせ!っていうSpitfireの意思を感じます。とても好み。リバーブやディレイは自分好みのものをかけましょう。

価格:無料

リンク:LABS Soft Piano

②Spitfire Originals Cinematic Soft Piano

 

 

Demo_Originals_CinematicSoftPiano

アーティスト名

続いてはOriginalシリーズよりCinematic Soft Piano。こちらはSoft Pianoよりもっとリッチで、重厚感がありますね。

音の傾向はかなりSoft Pianoと近いのですが、やはりベロシティへの反応に加え、各種マイクのMixや4種のツマミ(Reverb,Tightness,Hammers,Pedal)があるので、Soft Pianoの音をさらに作りこむことができます。

もともとLABSのSoft Pianoが好きな方にはぜひ一度試してみていただきたいです。音の作りこみももちろん、LABSの方にはないプリセットも5つ存在するので、ピアノの音作りなんかわからねぇよ!!って人でも手軽に質感を調整できます。(今回のデモではAfterGlowというプリセットを使っています。)

価格:$29(約4300円)

リンク:Originals Cinematic Soft Piano

③Spitfire Originals Felt Piano

 

 

Demo_Originals_FeltPiano

アーティスト名

続いてはOriginalシリーズよりFelt Piano。フェルトピアノなので、そもそも普通のピアノ音源とは違う出音ですが、こちらは柔らかさがあってとても好きです。Gwilym Simcock Felt Pianoという同社のソフトウェアの簡易的なバージョンとなります。

個人的なイメージなのですが、フェルトピアノが入るエレクトロミュージックは北欧感があってノスタルジックな気持ちになります。(多分Cashmere Catの影響でしょうか。)

そもそもフェルトピアノの音源の選択肢が少ない中で、Spitfire Audioのような大手デベロッパーからこのような音源が手に入るのは嬉しいですね。

今回はRibbon Reverbというプリセットを少しだけ弄っています。僕はフェルトピアノかなり使うのですが、Native InstrumentsのUna Cordaと使い分けています。

かなりリッチなサウンドなので、クラブミュージックだったら…ハードスタイルやハードコアのBreakに使ってもいいかも!

価格:$29(約4300円)

リンク:Originals Felt Piano

④Spitfire Originals Intimate Grand Piano

 

 

Demo_Originals_IntimateGrandPiano

アーティスト名

OriginalシリーズよりIntimate Grand Piano。2022年リリースなのでかなり最近です。

今までのOriginalsシリーズが比較的ソフトで大人しめ、ノスタルジックでダークな雰囲気だったのに対して、こちらはかなりスタンダードな音がします。レコーディング元はSteinwayのヴィンテージです。リッチ。

こいつはとても良い意味で”スタンダード”な音がします。

いままでご紹介したピアノが機能特化していたのに対して、Intimate Grand Pianoは多彩です。ポップスから劇伴まで幅広くなじむと思います。Native InstrumentsのNoireに少し近いでしょうか。

今回はIntimateというプリセットを弄っています。プリセットも分かりやすく、馴染みやすい音が多いのでこれらを触るだけでもそれっぽくなります。Good

個人的に、Keyscapeが欲しいけど買えない!って人はぜひオススメしたいです。ちゃんと高級感がある音がするので、戦えます。

価格:$29(約4300円)

リンク:Originals Intimate Grand Piano

④Spitfire SA Recordings – Oliver Patrice Weder

 

 

Demo_SA_Recordings_Oliver_Patrice_Weder

アーティスト名

最後はSA RecordingよりOliver Patrice Wederです。

こちらはSpitfireとアーティストOliver Patrice Wederとのコラボモデル。彼のセピア色がかったサウンドがこれでもかと詰まっています。

個人的にSpitfireのアーティストコラボモデルはかなりオススメです。このOPWに関しては、ピアノからパッド,シンセ,パーカッションまで入っているので幅広く対応できるほか、いわゆる”第一線で活躍しているアーティストの音”を買うことができるので、音作りが完結しています。

もちろん、TextureやDroneなどの専門分野で戦いたい!って人であればあまり好んで買わないかもしれません。ですが、やはり専門家が研究し高いマイクを立ててレコーディングしてくれた音がたった4000円弱で買えると思えば、その分私たちはコンポージングやフレーズを考える時間に充てることができるので、ぜひデモってみることをオススメします。

価格:$29(約4300円)

リンク:SA Recordings OPW

まとめ

 今回はSpitfire Audio様のピアノ音源を紹介しました。

本当に全部使っているので、全てオススメなのですが、しいて言えばSA Recordingsは特に知られていないシリーズで価格もお手頃なので、ぜひ試してみてね!

 

今回使用した商品は、Sonicwire様で取り扱い中ですので、こちらも!ぜひ! 

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