Lurssen Mastering Consoleがセール中、これがあればマスタリングで迷うことがない(くらい良い)

2020年6月3日

By Hylen

皆さんお疲れ様です。Hylenです。

湿気が多くてやですね、体調悪いです。

さて今回はマスタリングプラグインの紹介です。今回はIK MultimediaLurssen Mastering Consoleというプラグインです。

こいつはマスタリング用のプラグインなのですがあまり聞いたことがないかもしれません(日本ではマスタリングプラグインはOzone一強なので…)

なんとただいまセールで18000円のところが6000円となっております。これは買っても損はないぞ…!

ということで紹介していきます。個人的に激押しです。

Lurssen Mastering Consoleって?

日本語販売サイトはこちらになります。

https://beatcloud.jp/product/598

こちらによると、

Lurssen Mastering Consoleは、まったく新しいアプローチの革新的マスタリング・ツールです。 
ギャヴィン・ラーセンルービン・コーヘン ら、幾度となくグラミー賞受賞作品を手がけてきたロサンジェルスのマスタリング・スタジオ、Lurssen Mastering のエンジニア達によって作成され、最適化された「Style」と呼ばれる20のマスタリング・セットアップを呼び出すだけで、ハイ・クォリティなマスタリングを行うことができるのです。

とのこと。

wikiを見たところLurssenはベストカントリーアルバム、ベストラテンロックアルバム、そしてAllison Krause/Robert Plantのアルバムオブザイヤーにてグラミー賞を受賞しているみたいですね。

期待できそうです。

キャプはこんな感じ

実際に使ってみて&特徴

弄れるところがマジで少ない

まずエフェクトチェインはまるで変えられません。5バンドのEQとImput Drive、Pushそしてエフェクトチェインのthresholdくらいでしょうか。単純明快です。

刺しただけであたたかみが出る

これはびっくりしました、厚みというか温かみというか、アナログテープのような感じが出ます。太い…とは違うのですが、クラムチャウダーみたいな感じです(伝われ)

重心が低い

これは表現が難しいのですが、やはりアメリカ!って感じのマスタリングになります。洋楽。以前Rekordboxで解析を行ったことがありますが緑が多めな感じです。シャリシャリする部分は出てこない感じかな。

クソ重い

Ozoneの400倍重い、パソコン死ぬ

パツパツの音楽(DubstepとかFutureBounceとか)には向かないと思う

一応プリセットにEDMというカテゴリもあるのですが、Lurssenが元々EDMの人間というよりはカントリーやラテン、ロックの人間なので音圧で攻める音楽には向いてないかもです。AviciiとかZeddみたいなEDMにはいいかもしれません。

実際に音源を聴き比べてみよう

今回こんなかんじのJazzyなビートを用意しました。

こちらにPro-L2、Ozone、Lurssen Mastering Consoleでマスタリングしたので比べてみましょう(天井は大体同じになるように設定しています。

・Pro-L2のみ

流石にPro-L2だけだとパツパツした印象になりますね。

・Ozone(プリセットJazzy Beansを使用)

Ozoneもいい感じですね。ハイファイで現代的な感じです。

・Lurssen Mastering Console(Jazz – Warmerを使用)

個人的に1番好きです。ねっとりとしたエロさが出てます。エロい…アナログライクな音で一番音源に合ってる気がします。

まとめ

思考停止で使えるプラグインです。6000円はマジ安なので持っておいて損はないかと思います。Lo-Fi Hiphopとかにもいいんじゃないかな。

生音とか使ってるFutureBassやEDMにも合うと思います。

リンクはこちら

https://beatcloud.jp/product/598

P.S.セール今日まででした

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