皆さんお疲れ様です。Hylenです。
早速ですが皆さんはHIPHOPやTrapと言われる”Beat”作りますでしょうか?
僕自身はLIN&Hylenというユニットでビートを作成したり、別名義プロジェクト”Miyako”でLo-Fi Hiphopを作っていたりするのですが、実際にどのようにして作られているか、知らない人も多いと思います。
そこで今回は、Hiphop/Trap、またLo-Fiなどで使われるテクニックとして、リバースエフェクトを使う方法を紹介します。
まずどんな音かというと、Trapだとかなり使われるのですが、Wondagurlというビートメイカーはかなりの高頻度で使っていますね。
Reverseする方法を紹介しているこの動画でもどのような音になるか想像がつきやすいと思います。
このようなエフェクトはFL StidioユーザーであればGross Beat,フリーエフェクトであればdblue GlitchやInstabackというソフトで出来るのですが、使い勝手、見た目、分かりやすさ、安さなどを含めてInitial Audio Reverseというプラグインがとても便利なので、他のプラグインと比較しながら紹介したいと思います。
1.Instaback
今まで僕がリバースエフェクトをかける際に使っていたプラグインはInstabackというプラグインでした。
こちらWokというデベロッパーが出しているかなり古いプラグインなのですが、シンプルに音をリバースしてくれる良いエフェクターです。
ただ、古いプラグインのため32Bitしかなく、FLではbridgeがあり割と安定しているので良いのですがAbletonだとjbridge(32bitプラグインを64bitのDAWで動かすもの)を挟まないといけない、またリバースのテンポが1Barで動かしたいときにできない、といった不便さがあり、別のエフェクターを探していました。
2.Initial Audio Reverse
そこで出会ったのがInitial AudioのReverseというプラグイン。Initial Audioは他にもSektorというヒップホップ系に特化したPCMシンセなどを出していたり、HIPHOPに力を入れているデベロッパーです。
こいつはマジでInstabackに足りなかったかゆい所に手が届きます。64bit対応、4barまで対応(まず4Barは使いませんが)、そしてFadeノブでReverseのかかるタイミングを調整できます。あと見た目がカッコイイ(重要)。Kickstartみたいなお手軽感があり良いですね。
ちなみにHylen & Miyakoの新曲でも薄く使いました。depthは30%くらい。単音のメロディーやピアノにはすごく合います。
気になる値段は、定価は約5000円と割と高価なのですが、よくセールをやっていて、ただ今なんと約1000円です。神。
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おまけ Kilohearts Reverser
こちらはKiloheartsのプラグイン。3年前のクリスマスに無料配布していたみたいですね。定価は29ドル。Initial Audio Reverseより安い。
しかもこいつ、Reverseで出来なかった付点(Dot)のリバースができます。またディレイタイムを指定することもできます。完全に上位互換やんけ…
まとめ
お手軽にエフェクトをかけたければInitial Audio Reverse、細かく弄りたければKiloheartsのReverserを買うといいと思います。どちらかあれば充分。ただInitial Audio Reverseを定価で買うって選択支は一番ないかなぁ…デス。
(去年Kilohearts全部入りのバンドル買ったからReverser持ってたからInitial Audio Reverse買った意味が殆どなかった私でした)