皆さんお疲れ様です。Hylenです。😊
前回のマスタリングの記事、読んでいただけたでしょうか?
今回は前回の記事に引き続き、僕が実際に行っているマスタリングの方法を紹介します。僕が実際にLIPGLOSS RECORDSのマスタリングで行っている方法です。
※あくまで自己流なので参考程度に見てください。
早速行きましょう!
プラグインの刺す順番
僕がよく行うマスタリングのプラグインを指す順番として
Limiter(1つめ)
EQ(1つ目)
Stereo Imager
EQ(2つ目)
Compressor
EQ(3つ目)
Exciter
Saturator
(Maximizer)
Limiter(2つ目)
Analizer
といった順番が多いです。
早速内訳に入ります。
Invisible Limiter G2
全体の音量を上げるために使います。Limiterは1つのもので2db以上上げない方が良い、また多段掛けしたほうが良いという記事を見てから一番上に1つ刺すようにしています。他のLimiterでもいいと思いますがinvisible Limiterが個人的にクリアで好きです。
Fabfilter Pro-Q 3
ここでは10hz以下や20000hz以上をカットする目的で使います…が、大体PRO-Qのアナライザーでどこが出すぎているのか、どこが足りないのかを大まかに把握するのにも使います。他のEQでもいいですがPRO-Qが見やすくて個人的に好きです。
Ozone Stereo Imager
次はStereo Imagerです。OzoneのAdvancedじゃないと個別にかけられないのですが、持っていなかったらOzone直接刺しても大丈夫です。
ダンスミュージックではおなじみの方法ですが、曲を聴いて100hz-120hz以下のステレオ成分を-100%にします。あとはプリセットのModern Widthかmultibandなんとか(忘れた)を少し弄るくらいです。
あと余談なのですが、Ozone9から導入されたImagerのモード(1,2)があるのですが2の方がクリアなのでそっち使うことをおすすめします。
Gullfoss
人工知能EQです。これがマジですごい。秘密兵器です。とりあえずパラメーター全部30%にするだけで音抜けがマジでよくなります。ブレイクスとかドラムの粒立ちがめちゃめちゃよくなるのでオススメです。少し高いけど。
個人的にパラメーターはBrighten以外を30%にして、様子を見ながらBrightenを動かしていく感じです。派手にしたかったら+に、抑え目にしたかったら-にします。
ただし注意なのですが、オートEQにロー部分を任せると大体失敗することが多いので、オートEQする帯域設定でロー部分(200hz以下くらいかな?)はかからないようにしたほうがいい結果になることが多いです。
Pulsar Mu or The Glue
Ozone Vintage EQ
Soundtheory Spectre or Ozone Exciter
Decapitator or Omega A or N(好きなサチュエーター)
(Ozone9 Low End Focus)
(Ozone Maximizer)
Fabfilter Pro-L 2
SPAN
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まとめ
MIXが綺麗だったら正直こんなに刺す必要はありませんが、これだけ刺せば大体Mix悪くても音良くなります。あとは好みなので試行錯誤しましょう。