皆さんお疲れ様です。Hylenです。
1か月以上更新をさぼってますね…申し訳ないです、、、
さて今回はドラム、しかも生ドラムに関する記事です。
エレクトロミュージックを作ってる際に、差し色として生ドラムを入れたくなるような時って、遭遇したことありませんか?
例えば…
・2番のAメロを生ドラム風のシャッフルビートが使いたい
・ドロップでブレイクダウンがやりたい
・申し訳程度のメタル要素
など…そんな時にドラム音源を立ち上げるとは思うのですが、ドラマーじゃない人は設定も何も全然分からないと思います。
こんな時、手軽にできないかな?という方法をいくつか紹介します。
1.ドラムマシンにサンプルを入れ込む
これが一番楽ですね。生ドラムのサンプルをドラムマシンに入れて使う方法。
ただし、良い音の生ドラムのサンプルを探すのは中々難しいです。
あとニュアンスを絶妙に変える、とかはできないです。
サンプルでお手軽に使える3つをご紹介します。
Splice Travis Barker Drum kit
https://splice.com/sounds/splice/travis-barker-pack
BLINK-182のドラマーTravis Barkerのサンプルパックです。生ドラムの中ではキック、スネア共にパワフルでおすすめです。
Splice Metal-Step Mayhem
https://splice.com/sounds/disciple-samples/metal-step-mayhem
結構あからさまな音ではありますがお手軽にメタルしたい人はこれの生っぽいドラムがおすすめです。
Sample magic Acoustic Drum Loops
https://splice.com/sounds/sample-magic/acoustic-drum-tools
こちらもSpliceですが最近人気です。サンプラーでLoopを分解して使うのが良いと思います。
2.Kontaktなどで使えるDrum Kitを使う
サンプルより拘りたいけど、マイキングとか音作り、圧の設定とか分からねぇよ!って人はある程度作りこまれているキットを買うのも手です。
また出音がある程度固まっている分、フルキットと比べて安いものが多い…気がします。
この中でも有名なものをいくつか紹介します。
Chango Production FOP I
https://www.changoproductionstore.io/product-page/Fop1
メタルコアで定番のドラムキットChangoです。いわゆるメタルコア!って音がします。激しめのボカロ曲とかでもかなり使われているイメージです。楽です。
Kontakt(Player)で動くのもGoodです。値段は現在セールで$39。
Joey Strugsis Drums MILES MCPHERSON DRUMS
こいつもメタルコアアーティストを多数手がけたJoey Strugsisのブランドのドラムキットです。Changoに似てるのですがもっとずっしりしてる気がします。
Kontaktのキットみたいです。お値段はセールで$39。持っていないので気になっております…
Getgood Drums
元PeripheryのベースNollyがやっているブランドGetgood Drumsです。
上の二つに比べてかなり細かく音作りができます。
Nollyがやっているだけあって音はお墨付き。特にMatt HalpernのパックはマジでPeripheryの音がします。
メタラー向けに見えますが、最近はModern Fusionというパックもあり、Neo Soulなどにも使えそうです。
Kontakt(Playerも対応)で動きます。値段はまちまちですが大体$100くらいです。
3.フルパッケージのDrum Kitを使う
ある程度ドラムの知識があったり、細かく作りこみたい人は、素直にドラムソフトを買いましょう。勉強もできるので無駄な出費には…ならないはず…やればですが。
定番どころでは、
FXPansion BFD3
https://www.fxpansion.com/products/bfd3/
プロ御用達のドラム音源。容量がバカでかい。最強ですがSuperior Drummer3と好みがわかれる印象です。
XLN Audio Addictive Drums 2
https://www.xlnaudio.com/products/addictive_drums_2
一時期ボカロ曲の9割がこれっていうくらい使われていたドラムです。軽めの音なのでポップスに向くと思います。容量も軽いです。
IK Multimedia Modo Drum
https://www.ikmultimedia.com/products/mododrum/
サンプルベースではなくフィジカルモデリングのドラム。容量が少なめです。
スネアを皮から作るところから始まります。部屋も作れます。拘りたい人というよりもはやドラムオタク向けな気がしますが…
まとめ
僕はあえて打ち込み感を出したかった際(LIN&HylenのNight Talkとか)はTravis Barkerのサンプル、その他は基本Getgood DrumsでキックをChangoにだけ差し替えたりします。
生ドラムは扱いが難しいですが、使いこなせると新たな色をつけられると思うので、ぜひ通ってみてはいかがでしょうか。
てか今回紹介したのほとんどメタルとかハードコアばっかやん…