皆さんお疲れ様です。Hylenです。
2023年になりました、今年リリースの楽曲も沢山作ってます。リリース楽しみ。
先月のBlue Zirconに来てくれた方、ありがとうございました。LIN&Hylenのセットでしたが、良い殴り合いだったと思います。
そしてありがたいことに、最近出演が増えてきました。嬉しい〜!!
ただ…悲しいことに、僕がかれこれ3〜4年近く使ってるヘッドホン、SENNHEISERのHD25が断線しかけていて…ボロボロになってきちゃいました…
そこで今回は、改めてDJをするときのセットアップを見直し、最近増えているイヤホンでのDJについて考えてみました。
今回は株式会社アユート様より、
qdc dmagic soloという商品、及び同社のワイヤレス化商品qdc TWXをご提供頂いたので、こちらのレビュー、及び実際にDJプレイをしてみて感じたことを書いていこうと思います!
今回はqdc dmagic solo編!
qdc dmagic solo レビュー
スペック
まずqdcというブランドについて、オーディオ好きな方でなければ、中々聞いたことがないかもしれません。
qdcは中国の深センを本拠地にしたブランドで、元々は政府や軍事関係に向けた通信機器、音響機器を使っていたようです。
代表インタビュー記事はこちら
どちらかというとオーディオに関しても、イヤモニをメインに作っていたブランドらしい。
そんなqdcがリリースしたdmagic solo。
詳しい仕様はアユート様のページを参照ください。
シェルが3Dプリンターで作られているらしいです。未来ですね…
ドライバー構成 | |
---|---|
ドライバー数 | 1DD(8mm径)/ 片側:1ドライバー |
インピーダンス | 18Ω |
外音遮断 | 26dB |
入力感度 | 98dB SPL/mW |
周波数 | 10 – 30,000 Hz |
ケーブル仕様 | 3in1プラグ採用ケーブル:約120cm |
コネクター | qdc 2pin |
プラグ | L字型:3.5mm×1 / 2.5mm×1 / 4.4mm×1 |
シェル/カラー | 3Dプリント樹脂 / ライトブルー |
レビュー
僕は正直、イヤホンの専門店様やプロフェッショナルと呼べるほど本数は聴いてきていないので、あくまで作曲家、DTMerの1意見として見てもらえると幸いです。
検証環境:
A&norma SR25(DAP)
Astell&Kern KANN ALPHA(DAP)
オーディオインターフェイス(Zen Tour)
DJM900nxsなど(DJミキサー)
XDJ-RX(DJコントローラー)他
dmagic solo メリット
圧倒的な遮音性
まず驚いたのが遮音性でした。
元々qdcがイヤモニを作っていたことは知っていたので、凄いんだろうな、とは思っていたのですが、本当にユニバーサルモデルだと感じないくらい耳にフィットしました。凄かったです。イヤモニ持ってる人は尚更ビビると思います。
僕は普段はAcoustuneのHS1300SSというモデルに、イヤーピースのみ型をとってイヤモニにするカスタムイヤーピース(ST300)というものを使用しています。
https://www.acoustune.jp/st300
こちらはもちろん型をとって作ってもらったので遮音性はバツグンなのですが、それと遜色ないくらいqdcはすごかったです。
イヤモニが欲しいけどお値段や手間で中々手が出ない!って人はぜひ試してみて欲しいです。
誰がつけても、なんかハマるんす。何人かに試してもらったんですけど、理屈はわからないけど、みんなフィットする、謎です。
低音が驚くくらい回る
しっかり低域が出て、それが頭に回ります。
dmagic soloのすごいと思ったのが、いわゆる50hzのようなスピーカーで出づらい部分も、出てるように聞こえるんです。(スペック上は出て当然ではあるのですが)
正直Airpodsなどで脳が震える感覚はないと思いますが、恐らく遮音性と低域の再生技術で聞こえるようにしているのかな。本当にサブウーファーみたいな脳の振動が来ます。
まさに、クラブミュージックを作る人間だったらテンションが上がる音がします。間違いないです。
低音量でモニタリングできる
これメチャメチャメリットだと思います。
遮音性が低かったり、特定の帯域が出てないイヤホンだと出力を上げがちですが、こちらのdmagic soloは音量が小さくてもしっかり音が回る感覚がありました。
耳の保護にも繋がりますし、機器にも優しいでしょう。
dmagic solo デメリット
遮音性が凄すぎる為か
あまりにもユニバーサルの中でも遮音性が高い為、外で使うと少し怖いです。音に浸ることはできるのですが、外音取り込みなどもないので、車の音もほぼ聞こえません。信号渡る時ヒヤっとします。注意!
クラブか?ってくらい綺麗に低音が回る分、ちょっと散歩しながら使う、とかはあまり向いてないかもす。。
低音酔い
こちらも遮音性のおかげか、耳が呼吸できない状態でローが回るので、結構耳疲れします。
長時間の作業や、いわゆる”寝ホン”は向かないと思います。休憩挟んだ方が良いです。
まとめ
今回はqdc dmagic soloのレビューを書かせて頂きました!
めちゃめちゃ万人受けするイヤホン、というよりはクラブミュージックやベースジャンキーの人にうってつけ!といったイメージでした。
次回は実際にイヤホンでDJをして感じたこと、TWXについてもお話できればと思います、お楽しみに!