みんなさまお疲れ様です、Hylenです。
最近は水出しコーヒーにはまっててドバドンバ飲んでおります。
さて今回は、Abletonユーザーの方向けのデバイス、”Max for Live”について、簡単に紹介しながらオススメのデバイスを紹介していければと思います。
Max for Live とは?
https://www.ableton.com/ja/live/max-for-live/
超ざっくり説明すると、自分でプラグインやシンセサイザーを開発したり、作られたものをLiveで使用できる、というものです。超ざっくりです。
とはいえ、デバイスを1から作るのはなかなかハードルが高いと思います。
Max for Liveデバイスは、ユーザーが作成したさまざまなツールがGumroadなどで配布されてます。僕自身も結構買ったり使ったりするので、紹介していければと思います。
Max for Live オススメデバイス
BIP(Bounce In Place)
https://valiumdupeuple.gumroad.com/l/WqhvL
超定番。名前の通り別トラックにバウンスしてくれます。いちいち新規トラック作って既存のフリーズしてはっつけて~をしなくていいので最高です。ベース音作ったときにサンプルに書き出すときとかもメッチャ便利です。
価格は€3。安すぎ。ちなみに無料版もありますが書き出し遅かったり、マルチトラック書き出しとかができないので僕は秒で買いました。
https://valiumdupeuple.gumroad.com/l/JtvD
Convolution Reverb
https://www.ableton.com/ja/packs/convolution-reverb/
Convolution Reverb。ド定番です。Live10時代から確かMax for Live Essentialsに入ってました。
現在Live11ではHybrid Reverbというものがあるので代用する方も多いですが、10時代はかなりお世話になりました。Colour Bassとかも初期の方はこれよく使われてたイメージあります。
Duck Buddy
https://slynk.gumroad.com/l/duckbuddy
AbletonのShaper機能を使ったダッキングプラグインです。簡単に言うとLFOToolやVolumeshaperです。
こいつの利点はなんといってもサイドチェインが1枚の画面で全部管理できること。わざわざプラグインのウィンドウを開かなくて良いので、とてもシームレスに調整できます。特にノートPC1枚とかだと表示できる部分に限りがあるので、便利です。
しかも無料。エグ~~
ただし、トリガー元がMIDIトラックでないといけません。Triggerを作るか、もしくは下記のDuck Callを使うと解決します。
Duck Call
https://slynk.gumroad.com/l/duckcall
これは個人的に結構イカれてるデバイスで、オーディオ信号からトランジェントを検出して、指定したノートでMIDI信号を送ることができます。
例えば、キックをサンプラーではなく直で張ってる人も、Duck Callをインサートするだけで、サイドチェインのトリガーにできます。
またトランジェント検出にSidechainFilterも入ってるので、例えばドラムループから低域だけ抽出してMIDI信号で送ることも可能です。ヤバいね。
キック単体のトラックにDuck Callを刺して、キックのアタックの部分(高いところ)を抽出してキレの良い短めのMIDIを送ることもできます。
Devious MachineのDuckというプラグインがほぼ同じ機能を持っていますが、なんとこいつも無料。イカチー
上のDuck Buddyとセットで使うと良いと思います。
Grain Freeze
https://maxforlive.com/library/device/240/grain-freeze
フリーズエフェクト。原理的にはグラニュラーなのですが、ボーカルをバグったように伸ばしたいときとか超いいです。ちょっとマニアックかも。
これの1:27あたりのところとか多分これです。
ちなみに無料。感謝感謝~
Granulator II
https://www.ableton.com/ja/packs/granulator-ii/
グラニュラーです、グラニュラーの定番。Flumeとかこれ結構使ってる気がします。
グラニュラーなんて普通の人生を歩んでいたら出会うものではないのですが、個人的に今ハマってます。
Audio DamageのQuantaとかReaktorのFormとかグラニュラーは沢山ありますが、何よりPush2と相性がめちゃめちゃ良いので使いまくってます。わかりやすくオススメ。Quantaもいいけど。
MIDI Monitor
MIDIトラックに刺すとコード検出してくれます。確かLive11からIntroでも使えます。
大体弾いてる音分かるから使わないけど、コード譜作りたいときとか便利です。結構分数コードとかテンションもしっかり拾ってくれます。すげぇ~
MZ MIDI Edit
https://mat-zo.gumroad.com/l/MIDIEdit
最近出たMat Zoによる最強のMIDIツール。
MIDIトラックに刺すのですが、StrumやDuplicate Transposeがボタン1つでできます。
特に僕はFL Studioを使っていたので、AbletonにはStrumがなくて死にそうでした。これでアコギのストロークやハープ、チャイムのポロローンが楽にできます。ピアノの終わり掛けのアレもできます。神of神
そしてもう一つオススメなのがDuplicate Transpose。デフォルトだと12に設定されてますが、押すとシンプルにオクターブ上を足してくれます。時短!
価格は$10。これだけできて10ドルでええんか?
Swiss Army Meter
https://www.noirlabs.co/products/swiss-army-meter
メーターです。 LUFSやら True Peak, RMSが見れます。
こいつのイケてるところは、先ほども書きましたがウィンドウを開かなくてよいところ。
マスターでSpectrumの隣に刺せば、1枚でざっくりマスタリングもできます。
また、ワイパさん(DJ WILDPARTYさん)が言っていたのが、Ableton上でDJMIXを作成したりFixすることがある際に、LUFSを見ながらMixできるので、曲によってまちまちな聴覚上の音量差の調整がしやすいそう。便利だ…
価格は$5。昼飯カップ麺で我慢して買え
まとめ
Max for Live、あまり使っていない方もいるのではないでしょうか。超便利なツールが沢山、しかも無料だったりかなり安いものが多いので、ぜひ探ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに今日(2022/06/14)までAbleton Liveが25%offだそうです。
今日て
https://www.ableton.com/ja/shop/
またおすすめのMaxデバイスなどありましたらぜひ教えていただけると嬉しいです!
それでは