皆さんお疲れ様です。Hylenです。
最近花粉症が酷くて外に出るのが嫌になってます。
花粉滅んでくれ頼む
さて今日はプラグイン紹介です。
今回はMelda Productionという知っている方は知っていると思うのですが、様々なプラグインを配付しているデベロッパーです。
MFreeFXBundleというフリーで36種類(?!)も配付しているバンドルがあるのですが、この中に入っているMSaturatorについて紹介します。
(教えてくれたburuttiに感謝…!)
はじめに言っておきますが、こいつはかなりヤバいです。
(MFreeFxBundleはこちら)
https://www.meldaproduction.com/MFreeFXBundle
1.MSaturatorとは
MSaturatorとは名前の通りSaturatorです。が、昔はMLimiterというリミッターだったらしいです。
ベース系の方が使ってるのが多いイメージです。僕が確認した中ではKompany、Mat Zo、Naskoが使っていましたね。Equipboardを見てみるとMonstercatのStonebankやShred CollectiveのSpockなども使っているようですね。
(Stonebankは実際には持っているだけで使っている感じは残念ながらありませんでした…涙)
2.概要
プラグインの画面はこんな感じです。
Saturatorにしてはツマミが結構ありますね。大まかにGain、Dry/Wet、Threshold、Harmonics、clippingなどがあります。
MSaturatorのここがヤバい
モードが8種類もある
これはクリッピングのモードなのですが、フリーなのに8種類もあります。Fabfilter Pro-LのModern、Transient、Clipみたいな感じですね。これがついてるのは無料とは思えません。
倍音が調整できる
これがマジでやばいです。左下のHarmonicsをONにすると、2倍音、3倍音、4倍音、5倍音が調整できます。
倍音に関してはこちらの記事が分かりやすいです。
倍音は音抜けをコントロールするのに最適な項目です。以前僕もサブベースに倍音を足すという記事を書きましたが、今まではサブベースの帯域をEQやチューナーで確認してそれに対する2倍音付近のEQをブーストする、みたいなやり方をしていました。が、これを使えば一瞬でピンポイントで倍音をコントロールできます。
M/S処理ができる(要課金)
これも革命的ですね。Mid成分のみ派手にしたいときなどに使えます。サチュエーションでM/S処理できるのはなかなか珍しいのではないでしょうか。貴重。
Automatic gain compensation (AGC) がついている (要課金)
このボタンを押すと刺す前の状態のゲインと同じ音量に合わせてくれます。いったいどんな方法で動いてるんだ…Saturatorを刺すとクリッピングしたり音量が崩れがちですがこちらを使うといい感じに調整できます。
プリセットを保存しておけるので簡単に比較ができる (要課金)
中央下にA-Hのアルファベットがあるかと思いますが、こちらに設定を保存しておくことができるので、音の比較が一瞬でできます。めっちゃ便利。
まとめ
実際にLeadとBassに刺して使ってみました。
Lead(Off)
Lead(On)
Bass(Off)
Bass(On)
いい感じに音に存在感が出たと思います。
あとは…マルチバンドで操作とかできたり、アナライザーがしっかりしたのがついたらもう言うことないですね…普通に有料でも買います…オススメです。
※後で調べたらMSaturatorMBってマルチバンドサチュエーターがあるんですね…6000円…欲しい