DJ時に用意するもの

Rekordbox(ソフトウェア)

 

Rekordboxというソフトウェアです。こちらで音源やCUEと呼ばれるポイントを置いたり、USBメモリにエクスポートしたり…CDJに直接繋いでDJしたり、用途は様々です。今あるクラブの9割はAlphatheta(旧PioneerDJ)の機材が置いてあるんじゃないかな…？

現行のバージョンは7.05。(2024年11月時点）無料です。バックアップなどが取れるサブスクリプション制度もありますが、僕は無料版でいまのところ事足りてます。ありがたいことです。

また、実はDJをやらない人でもとても便利な機能があります。RGBでの曲全体の帯域バランスのチェックです。

実際のRekordboxの使い方や便利なTIPSは次回紹介します。お楽しみに～とりあえずDLしておいてください。

USBメモリ、SSD、(SDカード)

USBメモリ、そしてSSDです。特殊ケースですがSDカードも紹介します。

曲をエクスポートし、CDJに刺して使います。容量は自分がどれだけ音源を持っているかによるので好みではあります。

ここで問題なのが、どれを何本用意するべきか！というところです。

結論から言ってしまうと、僕はSSDを2本、128GBのUSBメモリを2本、緊急用に32GBのUSBを2本持っていきます。6本。多すぎ

1つずつ理由を紹介していきます。

まずSSD。こちらはメインでCDJで使っているものとなります。USBに加えて読み込みが本当に早いです。

正直昨今のクラブにおいてあるCDJの殆どがLINK機能というものがついていて、USBメモリが1本あれば、他のCDJでも同じ曲が使えます。

ですが、SSDは急にお亡くなりになることも稀にあるほか、Emergency Loopが入った際に即時対応できるように、予備として1本SSDは用意してあります。エクスポートしようとUSB刺したらデバイスライブラリが急に壊れるとかあるので、予備は大事

容量は僕は512GBのものを使っていますが、256GBのものでもよいと思います。音源の多さとご相談してください。

僕の友人周りやプロの方の半分くらいはこのどちらかのSSDを使っているイメージです。

僕は上のBUFFALOのスティック型SSDの白と黒の2本を使ってます。

(白は結構レアで高いんですけど被らないのでお勧めです）

ぶっちゃけメーカーものであればどれを使っても問題ないとは思います。

利点として、スティック型はコンパクトですがUSB部分が折れたりしたら終わる、ケーブル型は折れないリスクはありますが繋ぐケーブルを忘れたら終わりです。

もし僕と同じBUFFALOのSSDを使う場合は、ストラップをつけるところがあるので、つけると良いと思います。そのくらい使ってる人多いので、会場に無くしたときに自分のものかどうかすぐわかるように、僕はラバストをジャラジャラつけてます。)

USBメモリです。こちらはなぜ用意しておくかというと、SSDを推奨しないCDJが置いてある場合があるからです。

(CDJ-850やCDJ-350など)

また、見たことはありませんが、SSD読み込まなかったときのリスク回避として用意してあります。こちらもリンク使えなかったように2本。

そして、DJする予定がなかったときでも、友達と遊んだ時にフラっとDJ入る際にカバンに忍ばせておく用として使ってもいます。無くしても洗ってもギリ凹みません。

僕はキングストン製のUSBメモリ使ってます。これもメーカものであればなんでもいいと思います。128GBで1500円くらい。ブラックフライデーでもっと安くなるかも

そして32GBのUSBメモリも2本用意してます。

これは正直ほとんど使わないのですが、会場がCDJ-350だった場合の対策です。

滅多に置いてあるところはないのですが、ライブハウスやロック中心のイベントだと350のパターンがあります。

CDJ-350などはUSBの容量や入ってるデータが多ければ多いほど読み込みに時間がかかるので、128GBはほぼ使えないといっても過言ではないです。64GBは使えたけど個人的に怪しかったので、32GBで2つ持ってます。

これは本当に普段出演しない会場や、地方へ向かう際に保険として持ってきます。が、なんと最近ではコンビニやダイソーでUSBメモリ買えますので、それでまかなう場合もあります。

SDカードです。使ってる人僕の周りでも2人しか見たことありません。

ですが実はメチャメチャメリットがあります。

メリットとして、まず1つ、DJ出番転換の際にUSBメモリを誤って抜くことがない、ということです。

 DJの入れ替わりの際には必ずUSBを差し替えますが、CDJ2台に2本刺さっていた際に、どちらが現在読み込まれてリンクされているか、分かりづらいときがあります。基本的に前のDJさんとコンタクトをとれれば問題ありませんが、最後の盛り上がりの際に引っこ抜いちゃって音を止めたら、ブーイングが来ます(1敗)

そのような際にSDスロットを使えば、引っこ抜くこともないですし、折れたり壊れることも少ないです。

そしてメリット2つ目、大人数でのプレイの際にスロットを2つ拡張できるということです。

例えば4人チームでのDJの場合、CDJが2台だった場合、USB2本を抜き刺ししてそれぞれが曲をかけますが、そこにSDカードスロットを追加した場合、ソースが2つ拡張され、4つになります。

特にB2B Time(代わる代わる違う人がDJすること）の際にとても便利です。引っこ抜くリスクも減ります。

そして何より、荷物が減ります。

逆にデメリットもあります。

割と新しめの機材であるCDJ-2000NXS2(割と置いてあるところが多いんじゃないかな）でも、SDXCカードのサポートする容量は32GBまでです。サポートしてないだけで128GBとかでもいけるかもしれませんが(今度試してみます)、32GBってけっこ～少ないです。

また、普段USB使ってると大体刺したまんまなの忘れて、置いて帰っちゃったりします。あと小さいので無くすしポケットに入れてたら多分落とします。ストラップなどもつけられません。

とはいえ便利なものなので、お守り程度に持っておくのはアリだと思います！

これは僕が心配性…というのもあるのですが、

お客さんにお金を払ってもらっている以上、どんな理由であれ、来てくれているお客さんに音が届かない、という状態を避けるためです。

自分が起因でないものの、機材トラブルは発生してしまうものです。

そこを最大限ケアする部分も、DJとして持っていて損はない知識だと、僕は思っています。

ちなみにPCDJの人もUSBサブで持っておいてよいと思います。PCのソフトが落ちたり、会場の電力不足だったり、、ACアダプタが刺さってなかったり、どんなに細かく見てもトラブルっておきます…残念なことに…

ヘッドホン、イヤホン

イヤホン/ヘッドホンです。

正直DJ用のヘッドホンは…これを言ってしまえば元も子もないのですが、

僕の場合キックが聞こえれば問題ないので、なんでもいいです。(なくても波形見ればDJできる）

ただし！開放型のヘッドホンだけは避けた方がいいです！

開放型は外音がかなり聞こえちゃうほか、DJのような激しい動きに耐えられず壊れやすいものも多いです。

ちなみに僕は場所によって基本的に2つ使い分けてます。

まずはSENNHEISERのHD-25。

ど定番モデルです。4年くらい使ってます。

パッドがボロボロになっちゃたのでYaxiのパッドへ交換してます。メッチャおすすめ。これに変えたら制作も全然いけます。

そして大き目の会場や、遠征の際にホテルで作曲しなければいけない際などに制作用ヘッドホン兼DJとして使うヘッドホンとして、ULTRASONEのSignature DXPを使っています。こちらもYaxiのパッドへ変えてます。

そして大き目の会場や、遠征の際にホテルで作曲しなければいけない際などに制作用ヘッドホン兼DJとして使うヘッドホンとして、ULTRASONEのSignature DXPを使っています。

そして大き目の会場など、ギター弾いたりイヤモニが必要な際はイヤホンも使います。qdc dmagic soloというものを使っています。

イヤホンでのモニターも全然ありがと思います。低音量でしっかりモニタリングできるので耳にも優しいです。

デメリットとしては、フロアやブースを歩き回ったり、踊っちゃう人はちょっと線が邪魔かもしれません。

飲み物

思ったよりDJって喉が渇くので飲み物は持っていきましょう。バーカンで買いましょう。ブース越しの乾杯はクソなので気を付けましょう。

その他(身だしなみ、とか)

 

これはマジで今回1番伝えたい！！！！！！

指毛ってのは指の第二関節の下に生えている毛のことです。生えてない人はスルーしていいです。

DJの手元配信だったり、360°形式のDJの際って意外と鮮明に手元って見えます。意外と人って指とか手を見ます。僕がギタリストだからってのもあるかもしれませんが

男の子でも女の子でも、指毛が生えまくっててプラスに働くことってほとんどないと思うので、なるべく出演前には剃って、、、お風呂場で一瞬だから、、、毎日剃らなくてもいいし、、、なんなら脱毛してもいい、、、

ちなみにDJだけじゃなくても、即売会などでも同じことあるのかな～と気を付けてます。

商品をお渡しする際やサイン書くとき、お釣りをお渡しするとき…意外と手って見られること多いので…剃るといいかも…？

ちなみに半袖着てる人だったら手の甲や腕もケアしてもいいと思います。

これもマジで伝えたい！！！！！！

理由としては指毛とほとんど同じです。

爪に関しては何もネイルをしろ!とかネイルサロンへ行け！ってわけでは全然ないのですが、DJという楽器の特性上、出演者全員が基本的に触るものとなります。中にはポテチを素手で食べてからツマミを触る人もいるかもしれません。(転換ごとに消毒とかはなかなか難しい）罠です

(例えば、ギターやベースは自分のものを使うし、ドラムの方もスティックは自分のものです。)

爪垢が溜まらないように(ツマミにつかないように)、DJ前にできれば手を洗いましょう、、、

特に男子はネイルしない人ならできれば深爪にしてくれ、爪長くて汚くてプラスになることなんてないから、、、

まとめ

 

USBとヘッドホン、その他でかなり長くなってしまったので、、、

次回はUSBのフォーマットやRekordboxのCue打ち、バックアップの取り方、イントロの仕込みなどを紹介していけたらと思います！

長くなりそうだぜ…！