皆さんお疲れ様です。Hylenです。
先日あげたFace My Fearsのドロップのリメイクがちょっとイイ感じに伸びてくれたので、こちら軽く紹介します(詳細やFLPはpixivFanboxに置いてあります)
先に述べますと、今までと比べて結構複雑なことやっています。プラグインも結構使います。
早速行きましょう!
原曲はこちら
これが、こうなって、こうなる pic.twitter.com/o2eXAAndH7
— ✘🐟Hylen🐟✘ (@Hylen_JP) January 23, 2020
画面だけ見ると複雑に見えますが、結構複雑です。
1.ボーカル素材を用意する
まずボーカル素材を用意します。今回のようなパターンは“ハァ~↑ア~↓みたいに特定の単語を言っていないアドリブ素材”が決まりやすいです。また声を張り上げていたりピッチが上がっていたりするパートもあるとそれっぽくなります。
今回使ったのはGhosthack Ultimate Vocal Library。700以上のVocal Sampleが入っています。今セールで60%Offの20€で買えます。リンクはこちら
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2.ボーカルをカットアップする
ここからが本番です。ボーカルをカットアップしていきます。まずメインのメロディラインを考えます。これはinitなシンセで仮打ちしておくといいと思います。
そしてメロディーに合わせてカットアップをしていきます。オススメは8分か16分にとりあえずフレーズを全部スライスして、パズルのように埋め込んでいきます。またこの際ですが、元のフレーズより3つ以上transposeすると機械っぽい声になってエフェクティブな音になります。
ピッチがうまく合わせられないという方はTunerを使いましょう。
ここで重要なのが、同じ音を使う際に同じスライスしたサンプルを使わないこと。例えばEの音のスライスしたものがあり、メロディーでEが2回連続したときに同じスライスしたサンプルを使わないことです。FLだったらMake Uniqueして別のスライスした部分をうまくストレッチして使いましょう。
連続して使わなければ(1個別のスライスを挟むなど)使っても違和感はありませんが、なるべく沢山の発音パターンを使いたいので、同じスライスを多用するのは控えましょう。
後でLFOToolでファンファンさせるので、アタックなどは気にしないで大丈夫です。ですが音量調整はしっかりやりましょう。
3.エフェクトをかける、オートメーションを書く
4.カットアップしたものを書き出しハモを作る(カットアップする)
5.シンセをレイヤーする
6.カットアップしたものをベースにボコーダーをかけたものをレイヤーする
7.全部まとめてバスコンプ、サイドチェイン
こちら以降、及びFLPはPixivFanboxで公開していますのでチェック!
https://www.pixiv.net/fanbox/creator/46229013/post/788136
手っ取り早くFLP見せろって方はこちら